【ミリタリー知識ゼロ】ガルパンに魅入られて片道5時間、生まれて初めて聖地巡礼したら人生の宝物に出会った話

アニメ紹介

「ガルパン(ガールズ&パンツァー)」というアニメが放送されてから、もう随分と時間が経ちました。

「今更ガルパンの記事?」と思う人もいるかもしれません。でも、言わせてください。今だからこそ、声を大にして語りたい。

私は戦車の歴史も、型番も、ミリタリーの知識なんてこれっぽっちも分かりません。そんな私が、なぜ10年間もこの作品のファンであり続け、気づけば行ったこともなかった土地へ片道5時間かけて2回も足を運んでしまったのか。

その理由と、私の人生を広げてくれた「大洗」という街の魔法について、熱量だけで語らせてください。

知識ゼロでも10年ファンでいられる理由

ガルパンのストーリーをざっくり言うなら、「戦車道の家元の次女が、廃校間近の高校を救うため、未経験のメンバーたちを引き連れて全国大会優勝へ導く」という、究極の王道スポ根ものです。

この作品の何が凄いって、キャラクター設定が一人一人本当に丁寧に練られているところです。「やられるんじゃないか」というガチの緊迫感がある試合シーンと、女子高生ならではの可愛いガールズトークの緩急の付け方が本当に絶妙なんですよね。

「戦闘シーンの何がどう凄いの?」と聞かれることもありますが、私はあえてこの記事で戦闘シーンの解説は一切しません。なぜなら、CGの使い回しが一切ない狂気的なクオリティの高さは、記事で読むより実際にアニメを観てもらった方が100%伝わるからです。

ミリタリー知識ゼロの私を10年間も狂わせた戦闘シーンの衝撃は、ぜひ自身の目で確かめてみてください。

片道5時間、生まれて初めての聖地巡礼へ

そんなガルパンの熱量に突き動かされ、私は人生で一度も行ったことがなかった茨城県大洗町へと向かいました。片道5時間。決して近い距離ではありません。

でも、到着した瞬間に確信しました。「5時間かける価値は、間違いなくここにある」と。

聖地巡礼なんて人生で初めての経験でしたが、あそこまで魅入られた街は生まれて初めてでした。アニメの舞台という枠を超えて、「もういっそこの街に住みたい」と思わせるレベルの圧倒的な安心感が、大洗には流れているんです。

街を完全に熟知した製作者たちへの「鳥肌」

大洗の街を歩いていると、製作者たちの作品への愛とこだわりに何度も鳥肌が立ちます。

特に感動したのが、大洗磯前(いそさき)神社です。目の前には果てしない海が広がっていて、岩場(神磯の鳥居)が海の真ん中にポツンと佇んでいる光景は、すげー神秘的で言葉を失いました。

神社のあの有名な「長い階段」。現地で「うわ、すっごい急勾配だな…」と実際に見た後に、アニメのそのシーンを見返してみたんです。

「…待て、彼女たちはこの急勾配を戦車で爆走して駆け降りたのか!?」

リアルなスケール感を体感したからこそ、アニメの演出の凄さに2倍、3倍の鳥肌が立ちました。大洗という街を完全に熟知し、愛していないと絶対に作れないシーンが、作中のいたるところに散りばめられているんです。

アニメが私の新しい世界を教えてくれた

ガルパンに出会うまで、私は茨城県にも、大洗にも、神社にも、冬の味覚である「あんこう鍋」にも、これっぽっちも興味がありませんでした。

でも、この作品がきっかけで、今まで知らなかった美しい景色に出会い、美味しいものに惹かれ、温かい街の魅力に触れることができました。1本のアニメが、私の世界を何倍も広げてくれたんです。

今更なんて関係ありません。もし、まだ観ていない人がいるなら、ぜひ大洗女子学園の戦いを見てみてください。そして、圧倒されたら大洗へ行ってみてください。

そこには、片道5時間をかける価値が、確実に待っていますから。

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