前年の熱狂冷めやらぬ中、迎えた2021年のアニメ界。この年は、数十年レベルでファンに愛され続けてきた伝説的な大型タイトルがついに歴史的な幕を閉じただけでなく、誰も予想していなかったオリジナルアニメがSNSを中心に爆発的な口コミで大ヒットするなど、まさに「新旧の傑作がぶつかり合った1年」でした。
日常の癒やしをくれる作品から、大人が本気で考察にのめり込んでしまうサスペンス、そして涙なしには観られない王道の熱血スポーツものまで、ジャンルの幅広さも過去随一です。しかし、名作が多すぎるがゆえに「2021年の本当に観るべきアニメってどれ?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、アニメファンの筆者が2021年に公開・放送された作品から、絶対にハズさないおすすめアニメトップ3を厳選!それぞれの見どころや、当時の盛り上がりを肌で感じた熱量たっぷりの感想を、2000文字の読みやすいボリュームでまとめました。次に楽しむ神作を探している方は、ぜひ参考にしてください!
【2021年】アニメおすすめランキングトップ3
1位:シン・エヴァンゲリオン劇場版
1995年から始まった伝説の、完璧なる終着点
- 公開時期:2021年3月
- アニメーション制作:スタジオカラー
- ジャンル:SF、ロボット・メカ、人間ドラマ
▼ あらすじ
未曾有の大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットとなった14歳の少年・碇シンジ。過酷な運命と自己の存在理由に苦しみ、一度はボロボロになって心を閉ざしたシンジだったが、たどり着いた地で生きる人々の営みに触れ、少しずつ前を向く。そして、人類の運命を賭けた最後の作戦、そして父・碇ゲンドウとの決戦へ挑む決意を固めるが……。
ここが見どころ!
- 25年以上にわたり築かれた「エヴァ」という巨大な謎に対する、美しく完璧な回答
- スタジオカラーが総力を結集した、全編にわたる高密度で圧巻の映像美と特撮的演出
- ボロボロだった少年・碇シンジが、大人になり「ケジメ」をつける圧倒的なカタルシス
筆者のリアルな感想・レビュー
2021年のアニメを語る上で、この作品を1位に挙げないわけにはいきません。1995年のTVシリーズから四半世紀、何度も延期を重ねてついに公開された本作は、すべてのエヴァファンへの「最高の救い」となる完璧なグランドフィナーレでした。劇終の文字が出た瞬間、映画館全体がこれまでにない静寂と、どこか晴れやかな感動に包まれていたのを今でも鮮烈に覚えています。「庵野監督、本当に終わらせてくれてありがとう」と誰もが心から感謝した、エンタメ史に残る世紀の歴史的傑作です。
2位:ウマ娘 プリティーダービー Season 2
実話を超える、涙なしには観られない熱血スポ根
- 放送時期:2021年1月〜3月
- アニメーション制作:スタジオKAI
- ジャンル:熱血、スポーツ、美少女、ドラマ
▼ あらすじ
実在の名馬たちの魂と名前を受け継ぎ、走るために生まれてきた「ウマ娘」たち。無敗の三冠ウマ娘を目指して圧倒的な強さで突き進むトウカイテイオーは、度重なる骨折というあまりにも過酷な現実に直面する。ライバルであるメジロマックイーンらが輝かしい実績を残す中、全盛期の走りができなくなったテイオーは、何度も絶望の底に突き落とされながらも、奇跡の復活へと向けて走り出す。
ここが見どころ!
- 実際の競馬の歴史・名勝負を極限までリスペクトし、ドラマチックに昇華した極上の脚本
- 骨折という「天才の挫折」と、そこから立ち上がるトウカイテイオーの魂の叫び
- 最終回、誰もが不可能だと思った「奇跡の有馬記念」を再現した神がかり的な演出
筆者のリアルな感想・レビュー
「ウマ娘=萌えアニメ」という先入観を、その圧倒的な熱量とスポ根ドラマで完全に粉砕した歴史的名作です。2021年冬、毎週深夜にバスタオルが必須になるほど泣かされました。特に第12話から第13話(最終回)への流れはアニメ史に残る神展開で、マックイーンとの約束を果たすためにテイオーが魅せた奇跡の激走は、実話の有馬記念を知っている人も知らない人も、全員の心を激しく揺さぶりました。ただのゲーム原作の枠に収まらない、文句なしの熱血人間ドラマです。
3位:オッドタクシー
1話たりとも見逃せない、計算され尽くした極上ミステリー
- 放送時期:2021年4月〜6月
- アニメーション制作:P.I.C.S. × OLM
- ジャンル:ミステリー、群像劇、サスペンス
▼ あらすじ
偏屈で無口な41歳のタクシー運転手・小戸川。彼が乗せるのは、バズりたくて仕方のない大学生、何かを隠す看護師、売れないお笑いコンビなど、一癖ある客ばかり。そんな何気ない会話の数々が、いつしか街で起きていた「失踪した女子高生」の事件へと繋がっていく。ヤクザや凶悪犯も巻き込み、事態は複雑に絡み合っていくが……。
ここが見どころ!
- ポップな動物キャラの見た目とは裏腹に、人間の生々しい闇を描くダークな世界観
- 脚本家・此元和津也による、芸人の掛け合いのようなお洒落でリアルな会話劇
- 散りばめられた無数の伏線が、最終回で一気に破綻なく回収される映画のような構成
筆者のリアルな感想・レビュー
2021年春、事前の下馬評をひっくり返して「今期一番面白い!」とSNSで口コミが爆発したオリジナルアニメです。かわいい動物たちの見た目に騙されると火傷する、極めて良質なサスペンス映画を観ているような感覚を味わえます。登場人物全員の何気ないセリフや小物がすべてラストへの伏線になっており、最終回のラスト数分で明かされる「あまりにも衝撃的な真実」には、頭を殴られたような衝撃を受けました。ネタバレを一切見ずに一気見してほしい、最高峰のミステリー作品です。
惜しくもトップ3を逃した2021年の名作たち
2021年は新しいヒット作がとにかく多く、3本を選ぶのが本当に大変でした。以下の作品も、2021年を代表する素晴らしい完成度の神作ばかりですので、未視聴の方は必見です!
- 王様ランキング(第1クール): 耳が聞こえず非力な王子ボッジが、勇気と優しさで世界を変えていく感動ファンタジー。
- 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜: 圧倒的な作画クオリティと世界観の作り込みで、異世界転生系の最高峰となった一作。
- Sonny Boy(サニーボーイ): 異次元に漂流した学校を舞台に、少年少女の葛藤を独創的な映像と演出で描いたSF芸術作。
まとめ:2021年はエンタメの底力を感じた最高の1年
2021年のおすすめアニメトップ3をご紹介しました。
- 1位:シン・エヴァンゲリオン劇場版 ── 25年の歴史にケジメをつけた伝説の終着点
- 2位:ウマ娘 プリティーダービー Season 2 ── 実話をもとに描かれた魂が震える熱血スポ根
- 3位:オッドタクシー ── ラストに鳥肌が止まらない、完璧な伏線回収ミステリー
長年のファンを救った歴史的映画から、ダークホースとしてアニメ界を震撼させたオリジナル作まで、2021年は今なお語り継がれる名作の当たり年でした。まだ観ていない作品がある方は、ぜひこの機会に配信サービス等でチェックしてみてください。当時リアルタイムでオタクたちが大熱狂した理由が、きっとすぐに分かるはずです!

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